Activities

第85回 JAEF研修会 実施結果


 

項  目
内      容
研修内容 自動車の環境新技術に関する研修
日時 平成24年8月3日(金) 10時30分~15時30分
場所 マツダ(株)本社工場(広島県安芸郡府中町)
参加者 教員31名 、その他1名、計 32名
プログラム 1.講演「マツダの次世代 環境・安全技術への取組み」ーSKYACTIV技術の概要ー
  講師:マツダ(株) 商品戦略本部 技術企画部 部長 小島 岳二 氏

2.見学 「マツダ本社工場」および「マツダミュージアム」

実施結果 1.講演 「マツダの次世代 環境・安全技術への取組み」ーSKYACTIV技術の概要ー

 SKYACTIVの開発担当主査である小島講師より、同社の会社概要および本社工場の内容について、DVDによる説明があった。「SKYACTIV TECHNOLOGY」とは、革新的な新世代技術を表すものであり、それを構成するものとしては「理想の燃費」を追及し、世界一の圧縮比を実現した高効率エンジン、「理想の変速機」を追及した高効率トランスミッション、「理想構造」を追及し、軽量化と剛性・衝突安全性を両立したボディー&シャシーの3つの要素で成り立っているとの説明があった。さらにこの取り組みを推進した背景としては、温暖化防止のために炭素排出量の削減を実現するうえで、同社の主要ユーザーである中間層を意識し、EV(電気自動車)やハイブリッド車よりも低価格の車づくりが必要不可欠であった。このためには、現在主流のガソリンエンジンやディーゼルエンジンの燃費改善に向けて取り組んだとのことであった。

 この後、具体的に3つの要素について、データを基にした技術的な説明がパワーポイントを使って行われた。

 参加者からは、「マツダの高い技術力が分かり良かった」との感想のほか、「マツダが世界に先駆けて開発したロータリーエンジンはどうなるのか?」「他社のようにEVやハイブリット車についても、開発しているのか?」などの質問が数多く出された。


2. 見学

(1)工場見学
 組立ラインを2班に分かれて見学した。同社の工場としては、国内では本社工場以外に宇品工場、防府工場などがあり、本社工場ではCX5、CX7等を中心に生産している。また同工場には組立ライン以外にも、塗装ライン、エンジン生産ライン等があるが、今回は組立ラインを担当者の説明を聞きながら約1時間をかけて見学した。組立ラインでは複数の車種を1つのラインで製造するため、各種部品が自動的に作業員のもとに流れてくるなど、効率的に作業できるシステムになっているとの説明であった。

 同社は現場からの提案提言活動を積極的に行っており、工場内には作業員からの提案で製造された工具などが展示されていた。また、作業ミスが起こった際の対応や応援体制についても説明があった。

 参加者からは、「作業員によって帽子の色が異なっているが、どういう違いがあるのか?」「休憩時間にラインはどうなっているのか?」「1日の製造台数は何台ぐらいか?」等の質問が出るなど、興味深く見学していた。

(2)マツダミュージアム
 担当者の案内でマツダがこれまでに生産してきた様々な車種について説明があった。また、ル・マン24時間で優勝したロータリーエンジンのプロトタイプ車も展示されており、参加者からは、「懐かしい車を見れてよかった」との声が多く出された。

 |戻る