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第87回 JAEF研修会 実施結果


 

項  目
内      容
研修内容 自動車の新技術に関する研修
日時 平成24年9月20日(木) 10時00分~15時00分
場所 有明ワシントンホテル、東京ビッグサイト(東京都江東区)
参加者 教員:23名 、その他:2名 計: 25名
プログラム 1.講演 「2015年の自動車たち、その現状の真相」
  講師:自動車ジャーナリスト 桃田 健史 氏 

2.見学 「電気自動車開発技術展 2012」  

実施結果 1. 講演 「2015年の自動車たち、その現状の真相」

 講演は、自動車ジャーナリストとしてこれまでに蓄積された豊富な知識や情報に基づいて「日本と世界の自動車産業の現状」および「将来の展望」をわかりやすく解説された内容であった。解説のポイントは以下のとおり。

 日本の自動車業界は、人口の減少、高齢化などで保有台数が頭打ちで、先行き成長が望めないように受け止められている。一方、世界に目を転じると、人口は増加の一途をたどり、中国・インドを中心とした新興国の経済成長に伴い、クルマは大幅に普及することが確実である。このため世界の自動車産業は、将来にわたり成長産業と言える。

 また、日本では温暖化に対応したEV・ハイブリット車などのエコカーの開発に注力しているが、世界の状況を見ると、新興国を始めとした地域では、当面廉価なクルマの需要が大きくなると思われる。世界的にまだまだガソリンエンジンによる車が普及すると思われ、世界の自動車メーカーは各国の実情に対応した開発が不可欠となる。

 電気自動車に目を転じると、将来的には様々な業種がこの世界に新規参入することが可能になり、特にベンチャー企業による車づくりが当たり前の世界になる。将来的に自動車産業は自動車開発メーカーの立場から単なる車の組立工場になる恐れもある。日本の自動車は、今後保有台数が減ることが確実であり、国内中心では生き残れないため、メーカーとしては国内から車が売れる海外に出ていかざるを得ない。

 参加者からは、「世界の自転車産業の動向、将来展望が聞けて良かった」「世界の国別の情勢を知ることができてよかった」「日本と世界の情勢の違いが分かりよかった」との声が寄せられた。


2. 見学

 講演会終了後、東京ビッグサイトで開催されている「電気自動車開発技術展(EVEX)2012」を見学した。この技術展は、2010年に日本で初の電気自動車の総合的な専門展示会として初めて開催されたものであり、今回で3回目となる。EVEXでは、電気自動車を製作している自動車メーカーやその他業種の製造会社、大学をはじめ、バッテリーや充電器などの付属品メーカーなど数多くの企業が出展をしている。この展示会に合わせて、「スマートプロダクツ2012」も同時開催されている。

 参加者からは、「電気自動車の試作品などを見られてよかつた」「自動車以外の技術を知ることができてよかった」「自動車メーカー以外の企業が多く出展していて驚いた」「裾野が広い分野であると再認識した」「電気自動車の出展数が思ったより少ないのが残念だった」との感想が寄せられた。

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