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平成29年度 第1回 JAEF研修会 実施結果


 

項  目
内      容
研修内容 第1回JAEF研修会
日時

2017年7月28日(金) 13:30~16:30

場所

日本自動車会館 くるまプラザ会議室(東京都港区)

参加者

教員26名、オブザーバー3名、事務局3名、合計32名

プログラム

1.講演  「高校生に向けた交通安全啓発ついて」
  講師:(一社)日本自動車連盟 交通環境部 事業推進課 主管  山野 陽一 氏

2.講演  「自転車活用推進法の施行で日本の未来予測」
  講師:NPO法人自転車活用推進研究会   理事長 小林 成基 氏

実施結果

1.講演 「高校生に向けた交通安全啓発ついて」

  今回の講演は、財団の講師派遣事業の7割の講演講師を担当する日本自動車連盟(JAF)が、実際に生徒向けに行っている講演内容を指導者の立場で基本から深く理解してもらうこと、JAFの活動を理解し学校に活用してもらうことを主眼に置いたものである。

   内容は、①JAFの活動、②高校生世代への啓発の意義、③高等学校での講習内容、④危険予知の重要性、の4点を中心に解説された。

具体的には、①JAFのHPには、学校で活用できる交通安全資料や動画が豊富に収納されている。②次世代のドライバーとして、高校時代から車の死角や交通ルール・マナーを正しく理解し安全運転を身につける。③360度VR映像を活用し安全不確認、特に後方危険の認識を深める。④自転車は対自動車事故が全体の約85%を占めており、車目線での自転車運転危険ポイントを理解することが重要で危険予知の実践につながるなど、資料に基づき、豊富な映像や事故例を用いてわかりやすく解説された。

 参加者からは、「JAFの自転車を通じた交通安全啓発がよく理解できた」「360度VR映像や危険予知動画を活用した研修会を依頼したい」「JAFのHPは学校で是非活用させていただきます」などの声が多く寄せられた。

2. 講演 「自転車活用推進法の施行で日本の未来予測」

 講演は、自転車活用推進法の施行に伴い、日本特有な課題や矛盾点などを、豊富な画像で示しながら諸外国と比較し、わかりやすくユーモアを交えながら解説された。解説のポイントは以下のとおり。

 自転車活用推進法は、過去の3法律(対策法)から180度転換した「自転車の活用を推進する」推進法として大変意義のある法律である。ポイントは第1章第8条に記載されており、自転車の活用は健康、交通、経済、環境、観光、高齢化対策につながる。自転車の活用推進には自転車を「車両」として扱う必要がある、「歩道通行可」の標識の存在が中途半端で邪魔をしている。日本は欧州に比べ自転車の歩道通行が多いため、欧州に比べ交差点等対自動車事故が多く問題(歩道通行は車道通行に比べ自動車からの認知度が低くなる)。また、日本特有のクルマ脳の脱却も必要である。環境整備は急務であり、自転車専用通行帯を1年間整備したところ整備後の事故が約36%減少しているなど。

 参加者からは「日本と欧州の交通安全の考え方の違いがよくわかった」「日本の車優先の規制が交通事故に大きく影響していることを認識した」「自転車道の現状がわかった」「車の乗り方を考えさせられた」などの声が寄せられた。


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