JAEF NEWS

#789

令和5年度定時評議員会を開催

令和4年度事業報告・決算報告を承認
並びに理事・監事、評議員の一部を選任

 

 公益財団法人 日本自動車教育振興財団は、令和5年6月5日(月)午後4時30分より、日本自動車会館にて定時評議員会を開催し、令和4年度 事業報告・決算報告を承認すると共に、理事・監事の選任、評議員の一部選任を行った。また定時評議員会に引き続き、第30回理事会を開催し、代表理事・業務執行理事等の選定を行った。

1)事業報告

 財団は、社会と自動車のより良い関係を形成するため、高等学校における自動車及び交通に関する教育への支援を行い、我が国の交通社会及び交通文化の健全な発展に寄与すべく、事業活動に取り組んでいる。令和4年度においては、コロナ禍が続いたものの、ほとんどの活動を計画通り実施できた。

 自動車技術教育(自動車技術に関する教育)については、高等学校における技術教育の維持・向上とさらなる普及を支えるために取り組んだ。自動車技術教育用教材の継続提供に対する高等学校からの強い要望に応えるため、広域公募を継続すると共に、3年ぶりに教材贈呈式・教育懇談会を全対象県で開催した。

 交通社会教育(自動車及び交通と社会とのかかわりに関する社会教育)では、「モビリティ」「交通技術」「環境技術」「交通安全」の4テーマを中心に取り組んだ。これらに関する国内外の先進事例の調査を実施し、その結果を動画学習サイトで情報発信した。また、先生方の関心が高い環境や安全に関する先進技術や交通安全等については、先生方を対象とした財団主催研修会や、関係団体からの専門講師の派遣を行うなどして、高等学校における自動車や交通に関する教育を支援した。

※詳細は「令和4年度事業報告書<概要>」をご参照ください。

2)決算報告

 主な収入は関係団体からのご支援による賛助会費及び寄附金と、国債並びに仕組預金等の運用による基本財産運用益である。令和4年度は、賛助会費の一部減額が前年度から継続するも、基本財産運用益の増加により当初計画に対し約172万円の増収となった。支出面においては、自動車技術教育への支援強化・学習形態の多様化等に対応する新規取り組みの実施により、当初計画を約57万円上回った。
 令和2年度に生じた公益目的事業会計剰余金(1,093万円)の令和3年度末残額 620万円は令和4年度をもって解消した。

 理事・監事の任期満了に伴う改選により理事11名、監事2名が重任となった。また、評議員4名が退任、新たに評議員4名が選任された。

※詳細は「令和5年度理事・評議員名簿」をご参照ください。

 


以 上

 

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