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#852

令和8年度 自動車技術教育用教材の提供校 及び同年新設の「自動車教材 有効活用表彰制度」表彰校を決定

 日本自動車教育振興財団(佐藤 恒治 理事長)は、令和8年8月4日(火)に審査委員会(加藤 秀次 委員長)を開催し、令和8年度の技術教育支援事業として、計125校の高等学校へ自動車技術教育用教材を提供することを決定した。当提供校数は過去最多であった令和6年度(130校)に次ぐもので、提供対象地域別としては4年連続で過去最多を更新した。累計の提供校数は2,777校となった。                                       

 また同委員会では、同年より開始した「自動車教材 有効活用表彰制度」*にエントリーした高等学校全4校に対し、『未来のくるまファン育成賞』を授与することも決定した。

*ものづくり人財の育成・確保のため、小・中学生を対象とした「高校紹介」「出前授業」等の機会において、財団   が提供した教材を有効活用している高等学校を表彰する制度

1. 自動車技術教育用教材の提供

 令和8年度の公募対象は14都道県(次頁参照)の全国工業高等学校長協会(全公協)、全国総合学科高等学校長協会、全国自動車教育研究会の加盟校290校。6月に公募案内を行った結果、全14都道県から計125校の応募があった。上述審査委員会にて、審査基準に基づき厳正な審査・選考を行った結果、全125校に対して提供することを決定した。

 本年度は、対象都道県の各代表校長と連携し、各都道県内全校長(全工協加盟校)に応募促進メールを発信いただくなどの取り組みが奏功した他、電動車両に対する理解促進を目的として令和6年度に設定した「EVミニカート・キット」への申し込みが多く、同地域の前回実績(令和5年度、110校)を大きく上回る提供校数となった。

 提供教材は、高等学校における自動車技術教育の様々な場面を想定し、視聴覚教材およびエンジンや工具類等の実習教材、計29品目の選択肢を用意。本年度の最多提供教材は「分解組立用エンジン (汎用126cc)」(提供47校)で、過去10年以上に亘りトップを維持している。それに次いだのが「EVミニカート・キット」(同21校)で、全体の提供校数増加に寄与した。

<令和8年度 公募対象都道県と提供校数>

対象提供校数対象提供校数対象提供校数
北海道25神奈川県10島根県2
栃木県7富山県4岡山県13
埼玉県6石川県6広島県4
千葉県6福井府6山口県15
東京都17鳥取県4
                                         合計 125校

 各提供校への教材納入は10月~12月に実施する。また10月~12月には、該当する都道県ごとに自動車販売会社等において、教育委員会、学校関係者などをお招きし、教材贈呈式を実施する予定である。尚、提供校と提供教材の内容は別紙(添付)の通りである。

<参考:年度別提供校数>

年度H3H4H5H6H7H8H9H10H11H12H13
提供校数1030364028403829344979
年度H14H15H16H17H18H19H20H21H22H23H24
提供校数866680849295108100637692
年度H25H26H27H28H29H30R1R2R3R4R5
提供校数86871019687102969110291110
年度R6R7R8
提供校数130118125
(累計 2,777校)

2. 令和8年新設「自動車教材 有効活用表彰制度」

同財団では令和5年度より「自動車技術教育の抜本的強化」に、令和7年度より「活動成果の見える化、実効性の向上」に取り組んでいる。その一環として、同財団が提供した自動車技術教育用教材を、小・中学生を対象とした「高校紹介」「出前授業」等にて有効活用している高等学校を表彰する制度を開始。ものづくり人財を永続的に育成・確保すべく、小・中学生の段階からクルマへの興味関心を高めると共に、表彰対象校の取り組み事例を財団HP等で公開し、他校における教材の有効活用の一助とすることを狙いとしている。

 当制度導入後初めてとなる今年度は、令和4~6年度に同財団から教材提供を受けた高等学校を対象に1~3月の間公募を実施した。この度『未来のくるまファン育成賞』を受賞した4校ではいずれも、各イベントを通じて小・中学生のクルマに対する興味関心の高揚に寄与しただけでなく、安全且つ分かりやすく教えるために提供教材について再学習するなど、生徒による主体的かつ積極的な活動がみられた。当該4校による教材活用の取組内容については、10月までに財団HP(https://jaef.or.jp/)にて公開する予定としてい   る。 

【 『未来のくるまファン育成賞』受賞校とその活動概要 】

表彰校     活用教材対象     活用内容
岐阜県立多治見工業高等学校EVミニカート・キット小学生夏休みものづくり教室
三重県立四日市工業高等学校EVミニカート・キット小学生地域イベント
中学生体験入学
沖縄県立那覇工業高等学校 実車(中古車)中学生体験入学
小・中学生学園祭でキッズ整備士体験
東京都立墨田工科高等学校分組用電子制御エンジン中学生体験入学

以上

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