JAEF NEWS

#809

令和6年度定時評議員会を開催

令和5年度事業報告・決算報告を承認 並びに評議員を選任 

 1)事業報告

 財団は、社会と自動車のより良い関係を形成するため、高等学校における自動車及び交通に関する教育への支援を行い、我が国の交通社会及び交通文化の健全な発展に寄与すべく、事業活動に取り組んでいる。令和5年度においては、新型コロナ感染の影響がほぼ薄れ、コロナ禍前に近い活動を推進することができた。

 自動車技術教育(自動車技術に関する教育)については、高等学校における技術教育の維持・向上とさらなる普及を支えるために取り組んだ。自動車技術教育用教材の継続提供に対する高等学校からの強い要望に応えるため、広域公募を継続すると共に、教育懇談会を開催し教育現場の意見集約を実施した。

 交通社会教育(自動車及び交通と社会とのかかわりに関する社会教育)では、「モビリティ」「交通技術」「環境技術」「交通安全」の4テーマを中心に取り組んだ。これらに関する国内外の先進事例の調査を実施し、その結果を動画学習サイトで情報発信した。また、先生方の関心が高い環境や安全に関する先進技術や交通安全等については、先生方を対象とした財団主催研修会や、関係団体からの専門講師の派遣を行うなどして、高等学校における自動車や交通に関する教育を支援した。

※詳細は添付資料「令和5年度事業報告書<概要>」をご参照ください。

2)決算報告

 主な収入は関係団体からのご支援による賛助会費及び寄附金と、国債並びに仕組預金等の運用による基本財産運用益である。令和5年度は、賛助会費の一部減額が前年度から継続するも、基本財産運用益の増加により当初計画に対し約77万円の増収となった。支出面においては、自動車技術教育の支援強化に向けた担当者の直接雇用、過去最多を記録した教材提供申し込み校数などの増加要素があったが、事業運営の効率化などで費用を節減し当初計画を約194万円下回った。

 今回は評議員の改選期(任期4年)にあたり、16名が重任、5名が新任となった。

※詳細は添付資料「理事・監事・評議員名簿」をご参照ください。

(1)「令和5年度事業報告書<概要>」

(2)「理事・監事・評議員名簿」


以 上

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