1.講演
講師は、エコカー普及活動で環境大臣表彰をはじめ、手作りEVで数々のギネス認定を樹立するなど、幅広くEVの普及活動をされる館内 端氏に依頼した。
講演は、冒頭でEVが発展する最大の理由は地球温暖化と大気汚染によるもの、地球が避けて通れない事案であると発言。環境問題、エネルギー問題に直結するEV開発が今後の自動車産業における明治維新となると位置づけた。具体的には日本と比較しながら中国、アメリカ、ヨーロッパなど各国のEVシフト、ZEV規制などについて詳しく解説、さらに日本の自動車メーカーと比較しながら各国の自動車メーカーのEV開発についてパワーポイントを使用し膨大な映像、資料をもとにわかりやすく裏話を含めて解説された。講演の最後にEVは時期尚早と思われている方は是非展示会で実際に試乗して体感してみてほしいと締めくくった。
参加者からは、「各国の環境問題、EVに関する取組状況が理解できた」、「各メーカーのEV開発の特長や思いが理解できて勉強になった。」、「インフラ整備の認識が変わった」などの声が多く寄せられた。一方で「講演時間が短い」との声も寄せられた。
2.見学
見学は、講演会終了後から17:30の閉場時間まで各自による自由見学とした。
また、JARIの協力のもと、研修会参加者向けEVS31のガイドツアー(13:30~15:00)を用意し10名の参加があった。
参加者からは「専門スタッフの丁寧な説明を受けられて、各メーカーの取組みが理解できて大変勉強になった」との意見が寄せられた。