JEAF研修会

平成30年度 第1回JAEF研修会 開催実績

研修内容
第1回JAEF研修会
日時
2018年8月1日(水) 午前の組9:25~14:10、 午後の組12:25~17:15
場所
トヨタ交通安全センターモビリタ(静岡県駿東郡)
参加者
教員33名、事務局2名、合計35名
内容
1.講演  「自分の運転の危険個所を考える」
  講師 一般社団法人日本自動車連盟 静岡支部 
  事業課 交通環境係長 永谷 和俊 氏

2.実習 安全運転トレーニング (安全技術体験実習)
実施結果

1.講演 「自分の運転の危険個所を考える」
 
 永谷氏より、安全運転のポイントとして自分の運転適性を正しく知り、各々の適性に合った対策を理解することが重要との説明があった。さらに漫然運転の兆候や先を急ぐ運転の対策、危険予知の重要性などパワーポイントを使いながら分かりやすく具体的に解説された。
 
 参加者からは、「自分の運転適性を認識することができ、安全運転の参考になった」、「危険予知の重要性を改めて理解できたので良かった」「生徒の交通安全教育に役立つ内容で勉強になった」などの声が多く寄せられた。
 
2.実習 「安全運転トレーニング実習」
 
 実習の目的は、①基本の見直し ②3つの環境を知る ③すべてに優しい運転の意識を認識することで、具体的には下記の実習を行った。
 
①構内の運転施設で、インストラクターの指導の下、運転姿勢を学んだ後乗用車を慣熟運転した。
②高速フルブレーキングでは、スピードを変えて、ABSが作動する場合と作動しない場合の違いを体験し、ABSの機能を確認しながらブレーキング操作を反復練習した。
③低ミュー路ブレーキングでは、VSCが作動する場合と作動しない場合でそれぞれ横すべり、急ブレーキなど危険な状況を安全に体験、VSCの機能を確認しながらブレーキング操作を反復練習した。
 参加者からは「2部制で少人数だったので、何度も同じブレーキング練習が出来て大変勉強になった」、「通常では経験できないフル制動や低ミュー路のステアリングを体験できて大変よかった」、「車の死角の多さに驚いた。安全確認の必要性を改めて認識でき大変有意義だった」と大変好評であった。