研修会の目的
自動運転はじめとしたさまざまな研究活動に触れ、モビリティ分野が果たす役割について先生方の理解を深める。
生徒の皆様への還元を通じて、より多くの高校生が魅力あるモビリティ業界を志望するきっかけになることを目指す。
1.講演
講演内容の概要は以下のとおり。
・自動運転の“いま”
人間ドライバーと同様、<知覚→認知→判断→操作>という情報処理プロセスで運転。
・日本の自動運転の社会実装アプローチ
身近な商用車(タクシー、物流トラック)から始まり、今後自家用車にも広がる見込み。
・自動運転の社会実装を加速するための研究開発
テスト&デジタル技術によるシミュレーションが、安全な自動運転普及のカギ。
→参加者からは、
「自動運転の未来がイメージでき、実例動画も具体的であった」
「自動運転の現状レベル感がよくわかりとても興味深い内容であった」
などの声が寄せられた。
2.見学・体験
①試験棟およびテストコース見学、体験【城里テストセンター】
各種試験中にもかかわらず、試験の合間を縫って特別に入場し見学。
テストコースは中谷センター長にご同行いただき、高速周回路では参加者全員がバスにて走行体験や途中下車してバンクの高さを体感、最先端技術を磨き上げている最前線を学んだ。
→参加者からは、
「テストコースでの見学は大変臨場感があった」
などの意見が寄せられた。
②研究試験設備見学【つくば研究所】
各種研究棟、衝突試験場、V2X市街地(自動運転車紹介)にて研究者による説明や参加者との対話を通じて研究目的等への理解を深めた。
→参加者からは、
「日頃の研究が社会に貢献していること理解できた」
などの声が寄せられた。