研修会の目的
講演で生徒指導に資する交通安全教育手法を学び、さらにシミュレータを併用し、危険予知や危険回避法を体感します。
専用コースで4輪・2輪の限界を体験し、安全運転のポイントを学習し、衝突軽減ブレーキを体感し安全技術を学びます。
参加教員の教科内訳
社会科系5名(14%)、工業科系14名(38%)、理数科系10名(27%)、その他8名(21%)計37名
1.講演
講師の島倉氏より「安全運転の極意」として①ルールを守ること②事故発生のメカニズムを理解することが重要であるとの説明があった。シミュレーターによる危険予測トレーニングにより、人によって危険認知に差があることを学んだ。
参加された先生方からは、
「人によって危険のラインが違うことがはっきり分かった。そのことを生徒にもしっかり伝えたいと思う。」
「面白いと思うところや生徒指導の中で危険予知の話が入りやすいと思った」
「映像を見ながら図から考えることができ、そのあとの解説でさらにどう行動すべきか伝えていただきわかりやすかった」
「以前の研修とは別メニューで、いいトレーニングだと思う。」
「見えない危険を感じることの大切さを実感できた。」などの声が多く寄せられた。
2.見学、体験
危険な状況を安全に体験することにより安全運転のポイントを学んだ。
・四輪車:「低μ路回避」「低μ路ブレーキ」「スリパリーコーナリング」を計120分体験。
・二輪車:「ブレーキング」「スラローム」を計120分体験。
<実習内容>
参加された先生方からは、
「公道上では体験できないことを体験できてよかった。」
「ABSを作動させるほど急ブレーキをかける機会がなかなかないため」
「いかにドライバーの思い通りに事が動かないかが分かった。ドライバーの良心信用せず、歩行者して身を護ることを大切しっかりと伝えたい。」
「ハードだが遊びの部分も混ぜ名が面白かった」などの声が多く寄せられた。