JEAF研修会

令和6年度 第1回JAEF研修会 開催実績

研修内容
令和6年度 第1回JAEF研修会
日時
令和6年7月30日(火) 10:00~16:10
場所
モビリティリゾートもてぎ内 「交通教育センターもてぎ」 栃木県芳賀郡茂木町桧山120-1
参加者
教員37名 / 事務局2名
内容
1.講演
「生徒指導に資する交通安全教育手法」
講師:島 倉 勝 氏 交通教育センターもてぎ 主幹
2. 実習
「安全運転トレーニング実習」 
専用コースで4輪・2輪の限界を体験し、安全運転のポイントを学びます。
3. 見学、体験
①安全技術体験 衝突軽減ブレーキを体験し、最新の安全技術を学びます
②レーシングコース見学
③コレクションホール見学(3月リニューアル)
実施結果

研修会の目的

講演で生徒指導に資する交通安全教育手法を学び、さらにシミュレータを併用し、危険予知や危険回避法を体感します。

専用コースで4輪・2輪の限界を体験し、安全運転のポイントを学習し、衝突軽減ブレーキを体感し安全技術を学びます。

 

参加教員の教科内訳

社会科系5名(14%)、工業科系14名(38%)、理数科系10名(27%)、その他8名(21%)計37名

 

1.講演

講師の島倉氏より「安全運転の極意」として①ルールを守ること②事故発生のメカニズムを理解することが重要であるとの説明があった。シミュレーターによる危険予測トレーニングにより、人によって危険認知に差があることを学んだ。

参加された先生方からは、

「人によって危険のラインが違うことがはっきり分かった。そのことを生徒にもしっかり伝えたいと思う。」

「面白いと思うところや生徒指導の中で危険予知の話が入りやすいと思った」

「映像を見ながら図から考えることができ、そのあとの解説でさらにどう行動すべきか伝えていただきわかりやすかった」

「以前の研修とは別メニューで、いいトレーニングだと思う。」

「見えない危険を感じることの大切さを実感できた。」などの声が多く寄せられた。

 

2.見学、体験

危険な状況を安全に体験することにより安全運転のポイントを学んだ。

・四輪車:「低μ路回避」「低μ路ブレーキ」「スリパリーコーナリング」を計120分体験。

・二輪車:「ブレーキング」「スラローム」を計120分体験。

<実習内容>

  • ・「低μ路回避」:滑りやすい路面でのABS効果と制動結果を体験し、安定したブレーキ操作を学ぶ。
  • ・「低μ路ブレーキ」:滑りやすい路面を使い、安全デバイス(ABS、横滑り防止装置)の効果と限界を体験し、いざという時の対処を学ぶ。
  • ・「スリパリー」:車の不意な挙動の乱れに対して丁寧な運転操作・速度管理を学ぶ。
  • ・「ブレーキング」:指定速度から挙動を乱すことなく安定した停止を体験する。
  • ・「スラローム」:様々な半径のコーナリングを連続して走行し安定した旋回を体験する。

参加された先生方からは、

「公道上では体験できないことを体験できてよかった。」

「ABSを作動させるほど急ブレーキをかける機会がなかなかないため」

「いかにドライバーの思い通りに事が動かないかが分かった。ドライバーの良心信用せず、歩行者して身を護ることを大切しっかりと伝えたい。」

「ハードだが遊びの部分も混ぜ名が面白かった」などの声が多く寄せられた。