研修会の目的
三菱自動車独自の電動化技術や災害時に貢献する電動車の給電システムに関する講演、PHEV生産工場の見学等を通じて、持続可能な社会の実現に貢献する自動車技術について先生方に理解を深めていただく。
教育現場での受講内容の共有を通じて、より多くの高校生がクルマへの興味関心を高め、魅力ある自動車業界を目指すきっかけになることを目指す。
1.講演
講演内容の概要は以下のとおり。
・カーボンニュートラル実現には自動車の電動化がマスト
・ライフサイクルアセスメントは、軽クラスではEV、SUVクラスではPHEVが最良
・PHEVが災害に強い理由として、エンジンが発電、一般家庭で12日分相当の電気を供給、ス
イッチひとつで簡単に給電、そして災害時の悪路でも4WDで走破できる点を紹介
・自治体との災害時協力協定後も、地域の防災訓練への参加や給電機能の周知活動を通じて、
いざというときには速やかに協力要請が入りお役に立てるよう仕組みを整えている
→参加者からは
「地域の災害時用電源車の制作を考えていたので、参考になった」
「PHEVが自動車としての役割以外も果たすことが出来ることを知った」
などの声が寄せられた。
2.見学、説明
①工場見学
塗装から組立工場まで約70分見学。
→参加者からは
「製造現場を目の前で見学出来るのは有意義」
などの意見が寄せられた。
②実車説明・MAG見学
同社 サービスエンジニアリング部の宮川主任が実車を使いPHEVの仕組みを説明。
またMAGでは菅沼館長が参加者と対話し、三菱車の歴史について理解を深めた。
→参加者からは
「専門家ならではの解説がすばらしかった」
「初めて自分名義で所有したクルマを見学出来てとても懐かしく感動した」
などの声が寄せられた。