JEAF研修会

 JAEF研修会『「観る」・「走る」富士スピードウェイ』 開催実績

研修内容
1. 見学 「富士モータースポーツミユージアム」 「ウェルカムセンター&ルーキーレーシングガレージ」 「富士スピードウェイ バックヤードツアー」  2. 実習 「カートイベント」 
日時
令和7年7月30日(水) 10:00~16:00
場所
富士モータースポーツフォレスト 「富士スピードウェイ」 静岡県駿東郡小山町大御神645
参加者
教員30名/事務局1名
内容
1. 見学
「富士モータースポーツミユージアム」
「ウェルカムセンター&ルーキーレーシングガレージ」
「富士スピードウェイ バックヤードツアー」
2. 実習
「カートイベント」 
実生活ではなかなか経験できないクルマでの競い合いに当事者として参加し、スリルとワクワクを体感します。
①練習走行
②予選タイムアタック(個人)
③決勝レース(団体・40分耐久レース)
実施結果

研修会の目的
モータースポーツを通じてモビリティの魅力を体感し、その魅力を生徒に伝え、未来のモビリティ分野で活躍する人材育成につなげる。

 

参加教員の教科内訳
社会科系5名(17%)、工業科系15名(50%)、理数科系5名(17%)、その他5名(16%)計30名

 

1.見学
「富士モータースポーツミュージアム」
モータースポーツがクルマを鍛え、進化させた熱い歴史を辿りました。モータースポーツがどうして始まったのか、モータースポーツが技術革新の最前線であり続け、市販車開発&改良の場となっている流れや理由など130年にわたる進化や挑戦の歴史について、ガイドの説明を聞きながら学び、現在の技術革新とモータースポーツとの関連性が初めて分かったとの感想が聞かれました。先生方は珍しい展示車両に目を輝かせ、シャッターを切っていらっしゃいました。

 

「ウェルカムセンター&ルーキーレーシングガレージ」
ルーキーレーシングガレージでは、エンジニアやメカニックが真剣に働く様子やタイヤ交換練習のピットなど普段見られないシーンを目にして、モータースポーツがドライバーだけで成り立たないチームスポーツであることを実感されたようでした。先生方からは、メカニックという職業が身近に感じられ、子供たちがあこがれを持てる機会となりうる場所だとの感想が聞かれました。当日は残念ながらタイヤ交換の練習は見ることができませんでした。

 

「富士スピードウェイ・バックヤードツアー」
普段は見ることができない管制室や表彰台を見学しました。富士スピードウェイがどのように運営されているか、レースの判定などがどのように行われているかを知る機会となりました。また、スタンドを反対側から見ることができ、表彰台では、カップとシャンパンを手に記念撮影を致しました。

 

2.体験
「カートイベント」
今回研修の目玉企画となる「カートイベント」を体験しました。
①練習走行②予選タイムアタック③決勝レース団体40分耐久というプログラムで、3時間実施しました。
実生活の中ではなかなか体験できないクルマでの競い合いという、スリルとワクワクに満ちた体験に当事者として参加して貰いました。韋駄天親父たちの疾走・激走に驚きと感動を味わいました。先生方の真剣で輝く表情は是非生徒の皆さんに見てもらいたいものでした。決勝の団体戦は即席のチームでしたが、作戦会議で親しくなり、最後は自分たちのチームで記念撮影をされておりました。大盛り上がりの中にモータースポーツ、モビリティの魅力を再認識いただけたのではと考えます。

 

3. 全体総括
研修全体を通して、楽しかったという声が多く、生徒への土産話をたくさん持ち帰ることができたとの声が聴かれました。研修を通じて先生方が実感したモビリティの魅力を生徒の伝えていただけることが期待される研修となりました。

尚、今年度はアンケートに代えて参加した先生方から研修レポートを提出していただき、同時に生徒へも展開をしていただく予定です。

最後に研修会の企画段階から、当日運営に至るまで、研修会の趣旨をご理解いただき積極的にかかわっていただいた富士モータースポーツフォレストの一木様、前田様、カートコースのメインイベントをすべて仕切っていただいた藤井様をはじめスタッフの皆様に心より感謝申し上げます。

 


新理事長を囲んで(ウェルカムセンターにて)

富士モータースポーツミュージアム見学

富士山をバックにタイムアタック

決勝 団体戦40分耐久レースのスタート